聖徳太子と山背大兄王(やましろのおおえのおう)
太子の息子、山背大兄王というのがいる。聖徳太子は皇族なので、息子は田村皇子と皇位を争ったが、田村皇子が即位した。太子死後、蘇我入鹿に追い詰められて、自殺している。
太子の凄さは皆ご存知。
山背大兄王の事はあまり、知られていないのではないだろうか?
彼は人望が厚く人気があったが、天皇にはなれなかった。
自害する時の言葉が残されている。「われ、兵を起して入鹿を伐たば、その勝たんこと定し。しかあれど一つの身のゆえによりて、百姓を傷りそこなわんことを欲りせじ。このゆえにわが一つの身をば入鹿に賜わん」
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません