鳥目

実は私、鳥目です。夜、人より良く見えません。

なぜ自分で鳥目だと気が付くのか?ですよね?

分かるんですよ。私には見えない人影が、他の人は見えているから。

夜真っ暗な路が相模原の田舎までくると結構あるんです。街灯がない道といえばいいでしょうか。

すると人が渡っているのがよく見えない。いや、センターラインも良く見えない状態なんです。

だから、一台だけというのがとても不安になるので、カーブも多いし、前車のバックライトの明かりを求めて走っているような感じです。

まあそれが、隣に乗る人にとって怖いと感じるのだと思います。無意識に小さい声で「見えない」と独り言っているのだとか。

その鳥目をリーディングしていくと、眼球に光が入り込む量が少ないからだと。だから、夜の明かりが暗く感じようです。

それと、朝型人間は鳥目になりやすい。夜型人間はやはり夜、目が利く訳ですね。

そういえば、娘は鳥目ではなく、夜型で、朝が大変苦手。

私が鳥目だと気が付いたのは10代の頃なので、年齢を重ねたから鳥目になった訳ではありません。

子どもの頃から夜は早く寝ていました。そして朝早く起きていました。

老眼が始まるのも若い頃の環境と違う状態に変化したからです。そういえば、子育てが終わった頃とか、両親と同居とか、引っ越したなど環境が変わると目が老眼になって、近くのものが見えなくなるのです。

ちょっと厄介ですが、それでいいんです。細かいのが見えなくて。大体のことが、そうかそうかと思えたら、誰かと言い争いにもならないですからね。

その反対もあり得ます。今まで近くが見えないのに、近くがよく見えるようになる人も。

どっちにしても環境が変わったタイミングで、その他の五感を使っていかねばならず、その結果での判断をしていくようになっています。

眼が一番色々な物事への判断がしやすかったものなのですが、目が見えなくなることで、他の感度に頼るようになります。人間てうまくできているように思います。

何かが良ければ、何かが悪くなり、その反対もしかり・・・すべてが最高という人はいないと言えるのかもしれません。