カラーダイヤモンド

女性に一番人気のダイヤモンドについてお話したいと思います。

4Cの事はダイヤモンド好きの方は勿論ご存じでしょう。

でも、VVS₁とか書いてあるけど、なんだろう?と思う人もいるはず。グレードだってわかるけど・・・ってな話になるのですが。

まず、ダイヤモンドには鑑定書というものを付けてもらうことができます。これが業界では値打ちになるからです。

鑑別書とは違います。ダイヤモンドは鑑定書です。4Cの内容が書いてあります。

今は指輪やネックレスになっているものに対して鑑定書を付けてくれなくなりました。ルース(裸石)状態のみに鑑定してもらいます。アクセサリーになる前に鑑定してもらう必要があります。

分からない人のために4Cについて、説明します。
① カラー 無色透明→ブラウン色 D→Z

② インクルージョン 無傷→大きな傷  Flawless→IF→VVS₁→VVS₂→Vs₁→Vs₂→SI₁→SI₂→I₁→I₂→I₃ の順ですね。

③ カット 最高→劣る Excellent→verygood→good→fair→Poor

④ 重さ カラット Carat が付きます。1ct=0.2g

鑑定書はGIAの基準になります。

気になるのは値段ですよね?ダイヤモンドはある程度基準があります。ただしこの4Cによって金額がかわります。

ラウンドブリリアンカット よく見る丸いダイヤモンドです。一般で1個 1ct100万円になります。グレードがとてもいいとその倍に跳ね上がります。グレードが低くても40万円くらいはするでしょう。

テレビショップで 1ct 198,000円というのであれば、グレードは相当低いとみるしかありません。
鑑定書を付けてもらいたいですが、おそらくそれを付けたら、その値打ちもないとばれてしまうので、ついていないような気がしますけど?

たまたま、テレビをみていて、1.5ctのダイヤモンドを25万円で売っていたところを見ていたのですが、肉眼でもわかるほどのインクルージョン(内側の傷)があり、輝きに影響していました。あれじゃ、買わないです。

デカきゃいいってもんじゃないんですよね~。逆に傷が目立つので。

メレーダイヤモンドをご存じですか?よく結婚指輪に小さなダイヤモンドが何粒か入っているものです。
馬鹿にしてはいけませんよ。最高級のメレーダイヤは1ctまで集めると50万円にまで跳ね上がります。最低でも数千円しますので。普通で0.1ct 位でしょうか。1粒3万円くらいですかね。

ダイヤモンドカットのブリリアンは確かに美しいのですが、大粒の10ct以上の高品質のダイヤモンドのほとんどはエメラルドカットになっています。四角い形です。これは、素材の欠点を隠すことができないカットだと言えるからです。よいダイヤモンドじゃないと傷が目立ってしまうのです。

 

いよいよ本番のピンクダイヤモンドについてです。

0.5ctでも200万円もします。グレードもよく、濃い色になればなるほど、グレードが上がり、倍ぐらいになります。また、ほのかな色のピンクで言われなければわからない程度あれば、80万円くらいですね。

質がわるくなるとブラウン系が混ざります。これは品質が悪いとみなされます。

日本人に人気のブルーダイヤモンドについてです。

値段はピンクダイヤモンドと同じくらいになります。0.5ctでも230万円くらいでしょうか。

少しブルーダイヤモンドの方が高めについているように思います。

質が悪くなる度グレー系の色になります。

その他にもいろいろな色のダイヤモンドがあります。

パープル、オレンジ、グリーン、イエローなどです。

2013年のオークションで、14.82ctのオレンジダイヤモンドが、2900万フラン 今の日本円で51億1千万円以上で落札されました。
https://www.afpbb.com/articles/-/3003199

というとんでもない世界なのです。

業界では、無色ダイヤモンド、ピンクダイヤモンド専門、ブルーダイヤモンド専門と会社を分けて取引しています。

他のルースも専門で扱っているので、その業者が持っているものに限られます。

ご注文があれば、お待ちしています。高価なものは、ご注文後に探してくるのがほとんどです。

風蓮の宝石箱までご連絡をください。

さてピンクダイヤモンドをリーディングしていきます。
一粒だと高層マンションの最上階にいるようなイメージです。ただ、グラグラするので、やはり一粒ではダメで、周りにちゃんと抑えてくれる石達が必要になると思います。品質に合ったメレーダイヤを使いましょうか?花の形のデザインがしっくりきます。

ブルーダイヤモンドをリーディングしていくと、ちょっとまてよ?小型の龍を手提げバックにして持ち歩いているように見えるのです。龍は運勢を左右するくらいの強いエネルギーなのですが、まるで手玉にとっているかのような??龍を味方につけるのは強みだと思います。
逆にこの石は一粒がいいみたいです。まるで創造主のエネルギー。

思い出したのですが、不幸を呼ぶホープダイヤモンド(ブルーダイヤモンド)というのがありました。スミソニアン博物館にハリーウィンストン社が寄贈したと言われています。

これを話し出すと長くなるので、今度にしますが、灰色がかったブルー色だと言われています。やはり上質な品質のものを選んだ方が良いようですね。