少し早い七五三

お天気に恵まれて、七五三を終えました。11月が常識ですが、娘は一か月早くに始めました。コロナとかウィルスなどのこともあるので、仕方ないのかな?

子供たちが着た着物を孫たちが着る。私の若いころ着ていた着物を娘が着る。そんな時がくるなんて想像もしていなかったのに。

着物を見ながら、懐かしい思い出が蘇ります。

こんなことができるのも和服のいいところなのかもしれません。

この儀式をリーディングしていくと、信心深く、報告という気持ちが湧いてきます。しかも、三歳と七歳が特に強く感じます。何故かは分かりませんが、五歳のお祝いはあまりピンとこないです。後から作られたのかな?

調べると五歳のお祝いは、平安時代に貴族の子供の着物から、大人と同じ袴をはく儀式をしていたという事らしいです。

三歳と七歳は神様への報告だったのではないでしょうか。

三歳のことわざで「三つ子の魂百まで」といいます。この時の躾などきちんとしましょうという習わしです。そして神様にしっかり育てているご報告をする習わしだったのではないでしょうか。親子ともども、きちんと育てていますよというご挨拶。

そして七歳では「七歳で氏子入り」ともいわれました。氏子とは地元の地域を守護する神様で、氏神神社に祀られています。7歳で氏子として仲間入りとなります。地元の大切な住民であることを認めていく儀式だと言えます。

私は、その氏神様へのご挨拶は毎日行っています。そこの地域の神社なので、儀式ではなくて、毎日ご挨拶だけです。「こうして生きていること、土地に守られていることへのお礼参りです」なぜか、何か月かすると、神様が見ていてくれているような気持になってくるから不思議です。

七五三のお祝いで神社に行く方が多いと思います。そこで写真を撮ってみて下さい。オーブが写っているかもしれませんよ。