ルビーの品質
写真のペンダントは、ルビーになります。
右が本物、左はルビーですが、「鉛ガラス含侵した」ものになります。
比べるとわかりやすいですが、一つだけで見ると見つけづらいと思います。
●鉛ガラス含浸処理のルビーとは
傷や内包物が多く、そのままでは商品にならない石を
「見た目の改善」や「耐久性を高める」ために鉛ガラスで含浸処理されたルビーのことです。
← これもルビーです。
粉になったルビーを固めています。削ったカスなどです。
この状態のものに鉛ガラスを含侵していきますと、上の左側のルビーのように凸凹がなくなり、ガラス状の光沢になります。
高価な商品と間違てしまいます。
鉛ガラスで含侵したという鑑別書がついてしまつたら、商品価値は下がります。
ディスカッション
コメント一覧
向かって右側の色が鮮やかな方が本物なんですかね?
コメントありがとうございます。
本物か偽物かと言う話をしているわけではないんです。どちらも、左右どちらもルビーです。
下の穴がスカスカに空いているルビーに、鉛ガラスを入れた人工物が左のペンダントの様になっていて、高価な値段で販売しているところが多いので、わかってて、お買い求めているのなら、問題ありません。
私自身はそういうものは販売したくないと言っているつもりです。
なるほど、ご説明ありがとうございました!