赤と青の体感

虹色を7色といいます。外国によっては、8色とか、6色など様々のようです。

日本の7色は

赤、橙、黄、緑、青、藍、紫 と言われています。

地球上にこの色のものを見つけるとしたら、花か石になります。そして色には光の波長の違いによって色分けされています。調べてみると

赤(640-770 nm) 橙(590-640 nm)黄(550-590 nm)緑(490-550 nm)青(430-490 nm)紫(380-430 nm)

これらの色は可視光線の波長になるわけですが、見えない色があるのでその他の波長も人体には影響しています。

赤い波長は長い波長と言われているのですが、色にも温度があるらしいです。温度と色には相関関係があり、赤い方が温度が低く、青い方が温度が高くなります。

しかし、体感はどうでしょうか。赤系は暖色といい、温かいイメージです。青系は寒色といいます。このように反対になるのはなぜでしょうか。

まして暖色と寒色とでは心理的な温度感が3℃も違うといわれるほど、影響があるというのに。人の感覚って不思議です。まして、青より赤が混じった紫の方が波長が高くなるのは不思議です。

近紫外線は、太陽からの光に含まれていて、日焼けや皮膚の老化を促進します。浴びると短時間でも赤くひりひりする日焼けを起こしますが、ビタミンDの合成にも使われます。

遠紫外線のうちX線に近く、太陽由来のものや宇宙からやって来るものはすべて大気中の酸素分子や水分子(水蒸気)で遮られ、地上には届きません。

近赤外線ですが、使い方によっては医学的にプラスに働く光線です。定められた時間・量・強さで、近赤外線を照射すると、皮膚温度を一瞬上げることができます。これによって、線維芽細胞に働きかけ、コラーゲン等の産生を促し、肌のシワを改善し、ハリを与えることが期待できます。

遠赤外線は水、プラスチック、塗料、食品などに熱を良く伝え、浸透させるという性質を持ちます。また、人体細胞と共振して発熱する原理があるため、皮膚の表面から熱だけ電動する温灸やお灸よりも優れた効果があると言われています。

このように目に見えない部分まで調べていくと人間の性質と関係しているのがわかります。

リーディングしていきますと、赤色系のバイブレーションがからだの中に入って、動いている時間が青より長いと言えるようです。これは、からだの中の細胞の変化が起きているということになります。
青はどちらかというと、波長が短いため、皮膚の表面的な部分でバイブレーションが起きているので、からだの中に長くいるのではなく、奥に入らず、細胞の変化をさほど与えないといえるのかもしれません。

そうなれば、赤色が体内浸透しやすく体を熱くするので、興奮の色、攻撃的な色とされているのでしょう。その点青は、表面的な色なので、さわやかとか、冷静とかの色となるようです。