聖徳太子はいるの?
何年か前から、居ないのかもしれないという事が話題になっていましたね。
今は「いる」ことになっているようですが、この問題本当に解決しているのでしょうか?
厩戸王とも呼ばれていました。そこから、伝承ってすごいですね。どんどん話が変わる。
そして本当はいない。そしていや、いた。という結果になっているようです。
どうやら「聖徳太子虚構説」が関係しているようです。
内容は、聖徳太子は日本書紀が完成する段階において、律令性を施行する際に理想的な天皇像を示すために創作された架空人物である。そして斑鳩宮と法隆寺を建立しか痕跡を残すのみの勢力が弱い厩戸王であって、法隆寺金堂釈迦三尊像光背銘文でも、太子関連の殆どは八世紀後半に当時の権力者たちが捏造したのであるといっているのです。
古くは田村圓澄氏が「聖徳太子」という新書において、「厩戸王」と使用、そして、梅原猛氏は 1981「隠された十字架」にフィクション的な聖徳太子を描いてしまいます。
さらに、大山誠一氏の論文で聖徳太子の存在を疑った論文を出したために、同様な内容の出版が出されました。
大山氏の研究が支持された結果です。
そして当時松野文部科学大臣は、教科書から聖徳太子の名前を消す騒動になるほど大きな出来事になりました。
令和3年の中学教科書は「聖徳太子」となっており、高校の教科書では「厩戸王」となっているらしいです。
未だに解決していない論争なのでしょうか。
リーディングでは次のようにして見えたのです。
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