石を買う時、売る時、気を付けましょう
透明な丸玉なら全部水晶だと思わないでほしいです。
中古品で入ってくる中で、何個もガラス玉がありました。
しかも、ご本人は多分水晶だと思い込んでいたのだと思います。無垢(傷、インクルージョンなし)の綺麗な水晶はガラス玉のように真透明です。クラックもありません。
重さでは本物かはわからないです。中には10cm超えの透明な丸玉が入っていたこともあります。(お客様から)
勿論本物なら数百万円するものですが、偽物では売られていても数千円、詐欺なら数万円で売るかもしれません。
傷やクラックが入っていたらそれは勿論価値が下がります。それでも、虹がはいっていたり、自然現象でありながら、綺麗な模様が浮き出ることもあります。そういう場合は価値があります。
高い買い物ならガラスか、ガラスじゃないかはどこで仕入れたのかを聞くべき。初めて買う場合、鑑別書も付けてもらってもいいかもしれません。
安値のものはやめたほうが無難です。私なら怪しく思います。
弊社は水晶を研磨する工場で直接仕入れています。
仕入先が間違いなければ、鑑別所はいらないですが、ぐるぐる回してみると結晶には方向性があるので、髪の毛のうな細いものがあれば、判別はできます。
あと、水晶にレーザーでの彫り物もできません。これは常識。
透明なガラスの中にレーザーで絵を描くのがありますが、ガラスだからできるものです。水晶のような固いものではレーザーで中に彫り物は見たことがないです。表面ならできるようですが。
時々そう言って販売しているのを見たことがありますが、手を出さない方が無難です。販売の定員さんが知らない場合もありますので。
無垢の水晶に彫刻を入れるなんて、せっかくの価値が台無しになりますしね。
弊社の商品ですが、usedで販売しているものに関しては浄化済です。
自然石に関しては3日水でのリセットをしています。水で浄化できないものは水晶の上や太陽光などで浄化しています。
アクセサリー、ジュエリーに関しても同様にusedであれば、綺麗に磨きにかけ、刻まれた文字を消し、勿論、浄化をしていくので、新品と変わらないくらい綺麗になります。少し手間をかけています。
ブレスレットの使用したものに関しては浄化しても浄化しきれません。だから販売していません。
使用したものは大抵、その人のエネルギーが入っているからです。リセットも完全にはできません。
そもそも、パーツの穴の中が汚れており、汚れまでは簡単にとれません。穴の掃除をしてまで販売することはないと言えます。買取もほとんど使用したものは汚れがついているので、価値がないと判断します。
それでも、新品の中古も中にはありますので、その場合は販売可能としています。
弊社ではusedとしていますが、ブレスレットに関しては使用していないものだけを販売しているので、安値でお得です。
もう一つ大事なことですが、保証書と鑑別書と鑑定書は全て違います。
保証書はそこのお店独自のものなので、他店や業界では通用しません。ブランド保証書であれば、少し価値が違いますが、変色に関しては価値を持たないと判断します。
鑑別書は特別な機関で石の種類を地学的に判定してもらいます。地質学を学んだ人が持つ資格者が、特定機関によって鑑別書を発行します。宝石鑑別判定機器などを利用し、地質の判別しているので、信用ができます。勿論どこでも通用します。鑑別書があるのと、買取価格も違います。
鑑定書はダイヤモンドのみに使います。クォリティ、カット、色などが詳しく書いてあります。これがあると、ルースの段階で鑑定してもらいます。ジュエリーになったらダイヤモンドの鑑定はしてもらえないです。鑑別ならしてもらえます。
ダイヤモンドは中性洗剤を付けて歯ブラシで洗ってください。問題なく綺麗になります。輝きが薄れたらそれは汚れなので、輝きを取り戻せます。
私どもは工房へ依頼して磨きますから、見違えるほどきれいになります。
ディスカッション
コメント一覧
とても参考になります。
以前、母からの形見の指輪数個リメイクして頂いた時
見違えるような輝きで戻って来た時は感動しました。
特にアメシストは前は色も暗い感じだったのに、
磨いて頂いたら紫色が明るく鮮やかになって凄くキレイになって戻って来たので本当に感謝です。
コメントありがとうございます。喜んでもらえて嬉しいです。