パキラの気持ち
4年間家にいたパキラがいます。着た頃は1メートルちょっとの高さでした。
私の椅子の横に置いていました。日の当たる場所でもなく、西日が入るのですが、カーテン越しに光があたっていたような場所でした。
気が付いたら、上へと枝が伸びていき、天井に届きそうというところまで大きくなりました。
可哀想ですが、枝を切ります。すると何気に元気がなくなるように見えました。何度か葉がパラパラと落ち、嫌だったんだなー、悲しかったんだな~と思いました。
やがてまた今、生茂ってきて、どんどんやはり伸びていきます。私が座っている椅子の周りを囲むように大きくなってきました。元気いっぱいです。葉っぱの大きさも葉の長さが20cm以上の大きさのも沢山あります。
そんな大きな葉が沢山重りながら、枝が伸びていきます。葉を大きくして、上に伸びないようにしていたんだという事をパキラが話してくれたこともありました。
でも、パキラの枝は少しずつ枝も大きくなっていきます。
生茂る大きな葉は私の横に置いてあるのですが、私の頭の天辺をツンツンと突くようになり、その椅子に座らなくなってしまいました。
もちろんパキラが大きくなるのは楽しみで話しかけたりして毎日過ごしていたのですが、大きくなってしまったので、家の中ではなく、外に出してあげようか、そうしたらもっとのびのびと大きくなれるよというつもりで、外に出してみました。
毎日、強い日差しの中にパキラは元気いっぱいにと思いきや、風にあおられて、数十分後にはすべての枝がしおれてしまいました。考えてみだら大きくなった葉は風がないところではピンと上を向いていましたが、外に出されたとたん、大きくなりすぎた葉が災いしたのか、重すぎて枝がしなだれてしまったのです。
左上の写真が今のパキラです。
そして蜜をだしているパキラの葉にはアリがたかり、日焼けした葉は白くなり、やはりパラパラと葉が落ちてしまいました。
なんてかわいそうなことをしてしまったんだろう。
アリがたかった鉢を家の中に入れるわけにいかないので、そのままにするしかなかったのですが、見るに無残な姿に変わってしまいました。
どんな気持ちでいるのかしら?
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