誕生石が増えました
なんと誕生石が増えました。
誕生石はいつできたかと言うと、
誕生石は1912年にアメリカ合衆国の宝石商組合が制定し、その後1952年にアメリカの複数の団体により改定されたものが基準になっています。日本では1958年に全国宝石卸商協同組合が初めて誕生石を発表しました。今回の改定は全国宝石卸商協同組合、日本ジュエリー協会、山梨県水晶宝飾協同組合の3つの団体が関わり、「統一された日本の誕生石」としておよそ60年ぶりに誕生石が変わることとなりました。
誕生石は国によって違いがあり、その影響で日本でも一つの月に複数の誕生石があてられていたり、一つの石が2つの月にまたがって誕生石とされていたりします。この記事では、12月20日に全国宝石卸商協同組合から発表された誕生石をご紹介していきます。
では、それは何でしょうか。
二月クリソベリルキャッツアイ
三月ブラッドストーン、アイオライト
四月モルガナイト
六月アレキサンドライト
七月スフェーン
八月スピネル
九月クンツァイト
十二月タンザナイト、ジルコン
と10個も増えたのです。
残念ながら私の生まれ月は増えていませんが・・・💦
どんな石?と調べたくなりますよね。
クリソベリルキャッツアイ
は高価で取引されます。猫目になるのですが、一本の白い線がでます。この線がしっかり、はっきり、細く出ている方が高価です。偽物も多く出ておりますので、気をつけましょう。キャッツアイして売られているのは沢山あります。その中でもクリソベリルキャッツアイが最高のものです。それを見たら、まず、白い線が太いか、細いかを見て下さい。勿論しっかりと強く、白い線が出ていないとなりません。ボケた線は価値が下がってしまいます。
ブラッドストーン
血の石と言われる石です。赤い石ではありません。どちらかと言うと薄黒い緑色のカルセドニーにところどころジャスパーの赤い模様が入っている感じです。石は薬だと信じられていた中世では、鼻血や炎症性などの治療薬と信じられていました。
アイオライト
ウォーターサファイアと呼ばれる青い石で、青く透明度がある石という意味で名付けられました。
モルガナイト
淡いピンク色の石です。ベリルの仲間で、透明度がありまます。ベリルはエメラルドやアクアマリンなどが仲間になります。
アレキサンドライト
二色の色に変化するカラーチェンジの石です。自然光の下では緑、白熱光の下では赤紫に見えることから、古くから色の変化が顕著なものは高値で取引されていました。この石は1830年にロシアで発見され、緑と赤の軍服の色にちなんで大切にされていました。
スフェーン
緑色のキラキラした石です。ダイヤモンドより美しい屈折率が高いので、綺麗な色で輝きます。
スピネル
正八面体で産出しています。赤とかオレンジなどすべての色合いが宝飾品として使用されます。不純物のないスピネルは白ですが、混合物があるといろいろな色になります。中でも高値に取引されるのはレッドスピネルです。ルビーと似ている為、王家の宝石といった世界の名だたる宝石コレクションに多く収蔵されています。イギリスの王家にある352ctの「ティモールルビー」や170ctの「黒太子のルビ ー」はレッドスピネルだったのです。「光の分散による虹色の輝き」を表す「ファイア」が1番美しくみえるのはゴールドスフェーンと讃えられているほどの輝きを持っています。
クンツァイト
研磨が難しいと言われています。ほんの少しの衝撃で欠けるからです。パワーんストーンとしてはかなり出回るのですが、ルースとしては余りで回っていない商品です。
緑色になると、ヒデナイトと言われます。
タンザナイト
サファイアより美しいと言われています。ティファニー社によってなずけられています。この石は加熱処理が一般です。綺麗なのですが、脆いのが難点です。カボションの方が安心です。
ジルコン
かつてはダイヤモンドの代用品でありました。でも、硬度が6-7なので、ダイヤモンドの10の強度がないので、ブリリアントカットにすると欠けやすくなります。でも、屈折率が高いので、キラキラと美しいです。
リーディング結果についてはまた今度。
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