ジュエリーにも格付けがある

ジュエリーの中でも、ランク分けができます。エクセレント、ベリーグッド、グッド、フェア、プアがあり、全体のジュエリーの80%がフェア、プアになります。

グッドは18%なので、残りの2%がエクセレント、ベリーグッドになるのです。ちなみにエクセレントは0.2%です。

ジュエリーを安かろう悪かろうにするか、一生ものとして最高のものにするかはその人の価値観でしかないと思います。

山梨の職人さん(甲府は宝石の職人さんがとても多いです)は集まっていますが、その中でもオーダーに関しては一流(厚生労働大臣表彰 黄綬褒章受章)の人を弊社はお願いしてます。オーダーが高い理由がわかりますよね?手作りですから。

量産品と一つ一つ手作りとの違いで値段が変わります。シンプルなものでも違います。

silverでも手作りしてもらえますが、それでも、最低で数万円以上するので、手間がかかる程お高くなってしまいます。

石だけの値段だと思うのでしょうが、石の値段も勿論ですが、どれだけ手間をかけたのかが問題なので、量産品はやはりそれなりに安いのは当然。

既製品の安価は大量生産もの。量産になると爪止めが雑になっている場合があるので、買う時はここもちゃんと見ましょう。石座にちゃんと石が隙間なくのっていますか?爪止めは曲がっていませんか?

ダイヤモンドの大量生産だと、透明でも少しブラウンかかっているものが多い。ブラウンなのにイエローダイヤモンドと謳っているのも見かけますが、全く違う色です。無色透明なダイヤモンドは沢山の色の輝きをもっています。

石の価値は、大きさ、色の濃さ、透明度、艶、インクルージョン、クラックなどを見ていきます。ルーペで確認してみましょう。

クラックが無いのはめちゃくちゃ高いです。安いなら、ガラスの場合も考えられます。中にはエメラルド(ガラス)で、周りのメレーはダイヤモンドというのもあるようなので、騙されないようにしましょう。

石なので一般にクラックが入って当然なので、目立たないものを求めましょう。

エメラルドに気泡が入っていたら、怪しいです。クラックはよくあります。ワックスが入っていることが多いので、クラックは目立ちません。

でも、エメラルドは劣化します。油が無くなって乾燥してクラックが目立ってしまったりします。サファイヤだって割れてしまう事もあります。この場合は石を取り換えて修理してもらうしかありません。

エメラルドが1カラット以上あるもので、品質が高いのは全体の1%しかないほど貴重です。サファイアで2%くらいでしょうか。
素敵な石に出会うと、テンション上がりますね。私は石を眺めているのが好きで、あまり身につけることはしないのですが、見ていたいです。