パワーストーンと言われる意味と伝承

2021-02-16

パワーストーンと宝石との違いって分かりますか?

宝石は質のグレードが高く、色、艶、大きさなどのクォリティーが高いものをいいます。一方、パワーストーンは宝石になれなかった石達で品質が落ちるものをいいます。

勿論ともに天然石となります。宝石はパワーストーンのハイグレードという事になりますね。

貴石と半貴石との区別もあります。
貴石は五大宝石(ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、アレキサンドライト)などに代表される、希少価値があって、硬度が7以上で、比較的に価格も高いものです。その他の石が半貴石になります。でも、希少価値という部分で言えばパライバトルマリンは貴石と言ってもいいですし、エメラルドは欠けやすいとも言えます。日本人に人気のあるアクアマリンは半貴石の部類になるしで、きっちり線が引きづらいですね。

何故パワーストーンといわれるようになったのでしょうか。

それは、かつて石が薬として、石を化粧品として使用していた時代があり、石には何らかの力が宿っていると信じられていたからです。

エジプトの女王クレオパトラは美を追求して真珠を飲んでいた。マラカイトをアイシャドーとして使用していたし、自らのエメラルド鉱山を持つほどエメラルドが好きだった。こうした魅了する力があります。

アメシストには不老長寿の薬、悪酔いを防ぐ石、邪悪な欲望から精神を守ると信じられていたし、レオナルド・ダ・ビンチは「アメジストは邪悪な想念を霧散させ、知性の働きを活発にする」と言っていました。

その他においては、ダイアモンドは解毒剤、琥珀は肝臓や胃腸の薬、珊瑚は病気護りとか邪眼避けや嵐を鎮める力を信じていたし、ルビーにおいては、肌の下に入れて、事故や攻撃から守ると信じていたなど多様にパワーストーンとして使用されていたのです。

水晶は電気を与えると純度により一定に振動します。生命はそれ自体、電気で動いています。静電気や神経系、筋肉などたくさんの微電気が流れています。人体に当てると水晶は同様の反応が起きます。水晶が人の精神や肉体に影響を与えるといわれるのはそのためです。

石薬としては、石を粉にして草と一緒に飲んでいたという事の様です。

今は飲むのではなく、パワーストーンの力を信じた人が身につけているのだ思います。私も水晶のブレスレットとネックレス、指輪、ピアスなどを身につけています。お陰様で辛かった肩こりは楽になりましたし、病気も軽く済んでいるのではないかと思ったりしています。