傷つくことを言わない人が正しいのか

傷つくことを言わない人が正しいのでしょうか。

医者は、余命あと3か月と言う時、嘘を言って治りますよというのでしょうか?

占い師も傷つくことを言わない人が良い占い師なのでしょうか?それがでたらめでも?

「いや、言い方なんだ」というのなら、傷つくことも遠回しに言って、何とでも取れるような言い方をした方が傷つけなくて当たると言うのでしょうか?

はっきり言い切れる人は、ある意味自信があるからですが、もしも、私が、「今崖っぷちです。落ちそうで落ちない。どっちともいえない。頑張ればきっと女神さまが微笑んでくれます」という事をいうのなら、おそらく今まで私の所へ来てくれていた人は、来なくなることでしょう。

優しくなったという判断するのではなく、そんな答えなら聞く必要がなかったと思っていると思います。

お金が目当ての占い師であれば、はっきり言わない事で、また、聞きに来ますし、ダメだと判断したら、嬉しい事を言ってくれる占い師を求めて放浪していく事になるでしょう。

そういう人は自分は違うと考えそうですけど。

傷つける人が良くない占い師で、傷つくことを言う人は酷い占い師と判断しているなら、クライアントの自己中に合わせて言ってくれる人は詐欺に相当するのではないかと思います。

そして騙されている人は、自分に都合のいい人を評価しているに過ぎないと思います。そういう人がいるから、私たちの仕事が巻き沿いになってしまう。残念な事です。

安いとか、高いとかも同じ判断に聞こえます。無料の占い師が正しいと言うのなら、職業として成り立っている人は、無料でやるなんて無責任な事はしませんし、そんなことを言う人の心を見抜いていますから、多分無料では見ないと思います。

江原さんも無料ではみないはずです。それをしたら、キリがなくなります。

「みてみて、私の守護霊いますか?」と言われたら、今はOFFにしているので、見えませんと答えていることでしょう。

お金を払ってみてもらっている人に失礼だと私も思います。守護霊を見てといっている人へ、みてあげないと、悪口を言う人もいますが、自分の図々しさは棚にあげていると私は思います。

江原さんの気持ちを何故思いやってあげないんでしょうか。例えば「江原さんはお金が目当てなんだよ」なんて言っている人がいたとしたら、自分がお金に執着しているからです。対価を払うという気持ちすらないんだ。

元早稲田大学社会心理学教授の加藤諦三先生の悩み相談室で、あなたは自分勝手だと言われている人がいましたが、その人はぶちぎれていました。最後まで話を聞かなかった初老の人でした。

ここで言うのなら、なぜ今の状況になったのかをきちんと先生の話を聞く耳を持たないとなりません。何故自分勝手と思われたのか、自覚がないわけですから、先生の話を真摯に受け止めていかなければ、解決にはならないでしょう。

こうやって自分を押し出していく、自分は悪くないを押し通す人は無駄な時間、無駄なお金の使い方をしているはずです。

癒してほしいのであれば、まずは現実をしっかり受け止めてみましょう。加藤先生はそういう意味で説明していたのです。

傷つくのが怖いという人が沢山いますけど、なぜ自分は今の現状になるのかを冷静に説明してくれる人の話の方がはるかに治療になるような気がします。

しっかりと今の立っている立場を理解しましょう。

気づきを与えてくれる人に出会えたら、それはラッキーだと私は思います。